関市について
~その昔、関を中心として、「関より東を関東、関より西を関西」と名付けた~(諸説あり)
そんな、日本の真ん中に位置している岐阜県関市。
関市は、日本一の出荷額を誇る「刃物産業」と、深い山々や清流が息づく「自然」が自慢のまちです。
刃物産業隆盛の源流となった、古式ゆかしき「日本刀鍛錬」の実演がみられる鍛錬場など、
刃物の歴史に触れられる施設が多くあるのはもちろん、
昨今は、フランスの画家モネの名画「睡蓮」にそっくりとSNSで話題の通称「モネの池」など、
自然にも注目をしていただき、たくさんの観光客の方々に足を運んでいただいています。
関市の特徴
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01日本一!世界が認める
刃物製品をつくる関市日本の「関(Seki)」、イギリスの「シェフィールド(Sheffield)」、ドイツの「ゾーリンゲン(Solingen)」の頭文字にちなみ、「刃物産業の3S」と呼ばれ、「MADE IN SEKI」は、世界に認められているブランドです。
その歴史は700余年も昔、関の地が、日本刀の産地として隆盛を極めたことに始まり、その刀鍛冶の技術は、刃物づくりに受け継がれ、関市は現在も、包丁、ナイフ、ハサミ、爪切りなどの刃物製品出荷額全国1位を誇り、名実ともに「日本一の刃物のまち」として知られています。
刃身を製作する刀鍛冶のほか、
白銀師、柄巻師、鞘師、研師など、その道の専門職人が卓越した技能を分担することで、優れた日本刀が完成するように、関市の刃物産業も、日本刀づくりの伝統を受け継ぎ、プレス、焼き入れ、研磨、刃付けなどの工程のほか、木柄、プラスチック柄の部品製造など、多くの刃物関連事業者が専門分野を分業することで、質の高い刃物をより多く生産する体制を築いています。 -
02驚きの透明度!
清流の恵み豊かなまち関市なぜ関市に刃物産業が根付いたかご存知ですか?
およそ700年前、一人の刃匠が「良質な水と土と炭に恵まれ、
刀づくりに理想的な条件を備えている」と住みついたことに始まったと言われています。
刃物文化隆盛の背景には、豊かな水があるのです。
関市は80%以上を森林が占め、市域に清らかな水流が巡る豊かな土地なのです。
関市の基本情報
面積 | 472,8㎢ |
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人口 | 約89,000人(2018年4月) |
地勢・ 風土 |
市街地がある関地域を中心にして、西には武芸川地域、洞戸地域、板取地域、東には武儀地域、上之保地域がV字状に連なっており、刃物産業を代表とする産業エリアと自然豊かな山間エリアとが共存しています。 |
関市へのアクセス
- 公共交通機関でお越しの方
- 自動車でお越しの方